AIでブログ記事を30本設計する方法|「今日は何を書こう」をなくす

No.007_AIブログ30本設計_アイキャッチ ChatGPT入門

ブログを続けようとしても、毎回「今日は何を書こう」と考えるところから始めると、すぐに疲れます。思いついたテーマだけで書くと、似た記事が増え、読者が次に何を読めばよいかも分かりにくくなります。

私は今回、AIブログの教材方針、サイト運用のメモ、過去の原稿、自分の実体験など9つの資料をAIへ渡し、magilogical.comで扱う30本の記事を設計しました。

大切なのは、AIに30個のタイトルを思いつかせることではありません。読者の出発点と到達点を決め、記事ごとの役割、順番、重複、内部リンクまで一つの設計図にすることです。

この記事では、その工程を初心者でも再現できる形で説明します。

30本を考える前に、サイトのゴールを1文で決める

最初に決めるのは記事数ではなく、サイトの目的です。

今回のmagilogical.comでは、「AI初心者が、ChatGPTの基本から始め、ファイル活用、ブログ企画、管理表、画像、WordPress運用までを自分で試せるようになる」という学習の流れを置きました。

この1文がないままAIへ「AIブログの記事案を30本ください」と頼むと、ChatGPTの使い方、最新ツール紹介、稼ぎ方、SEO、画像生成など、幅の違うテーマが同じ階層に並びます。どれも記事にはできますが、サイト全体の道筋にはなりません。

ゴールを決めたら、次の3点も書きます。

・誰向けか

・読後に何ができるようになるか

・扱わないテーマは何か

初心者向けなら、専門用語を前提にせず、操作の成功例だけでなく失敗や確認点も入れます。また、AIがすべて自動で判断するような説明は避け、人が確認する場所を残します。

AIへ渡す9資料は、役割を分ける

資料は多ければよいわけではありません。何のために使う資料かを分けて渡します。

今回使ったのは、教材の全体方針、既存記事の情報、実際の運用手順、管理表の項目、原稿の見本、画像制作の条件、公開時の確認事項など、9つの資料です。資料名や形式は人によって違って構いません。

重要なのは、AIへ「どの資料を、何の判断に使うか」を伝えることです。

たとえば、教材方針は学習順を決めるため、過去原稿は文体をそろえるため、管理表は記事ごとの必須項目を決めるために使います。古い資料に書かれた料金や機能は、そのまま現在の事実として使わないという条件も付けます。

自分の体験は、一般論と分けて渡します。私の場合は、Google Driveの管理表から対象記事を選び、原稿と画像を朝に準備し、WordPress公開を別工程に分けている実例を材料にしました。これは私の運用例であり、すべての人に同じ環境や時間短縮を保証するものではありません。

30本を5段階に分けてから、タイトルを作る

いきなり30本を横一列で考えず、読者が進む段階に分けます。

今回の例では、次のように整理できます。

第1段階:ChatGPTの基本を知る

第2段階:ファイルや資料を使う

第3段階:AIブログを企画・設計する

第4段階:原稿・画像・管理表を運用する

第5段階:WordPress公開と改善へ進む

各段階に必要な疑問を書き出し、1記事につき一つの主要な疑問へ答えます。

「ChatGPTの無料版と有料版は何が違うか」

「ファイルを読ませると何ができるか」

「記事テーマをどう決めるか」

「複数記事の進捗をどう管理するか」

「画像と内部リンクをどう準備するか」

このように、読者の言葉で疑問を置くと、タイトルが具体的になります。AIの機能名から考えるより、「どこで困るか」から考えるほうが、記事の役割を分けやすくなります。

1記事に持たせる項目

タイトルだけでは、制作を始めたときに迷います。各記事に次の項目を付けます。

・カテゴリー

・記事タイプ

・一次情報または体験

・想定読者

・記事目的

・内部リンク候補

・原稿状態

・画像状態

・WordPress状態

私はこの項目をGoogleスプレッドシートの管理表へ入れています。管理表がそのまま、AIへ渡す仕事指示書になります。

重複を消すには「検索意図」と「読後の行動」を比べる

30本を作ると、似たテーマが必ず出ます。

たとえば、「AIでブログ記事を書く方法」と「AIで記事構成を作る方法」は、書き方次第で内容が重なります。そこで、各記事について次の2つを一文で書きます。

読者は何を知りたくて検索するのか。

読後に何ができるようになるのか。

前者の記事を「企画から公開までの全体像を知る」、後者を「見出しと要点を組み立てる」に分ければ、役割が明確になります。分けられないなら、一つの記事に統合します。

既存記事も同じです。似た記事がすでに公開されているなら、新規記事を増やす前に改訂や内部リンクで対応できないかを考えます。記事数を守るために重複ページを作る必要はありません。

記事の順番と内部リンクを同時に決める

記事案ができたら、公開順と学習順を決めます。

最初の記事は入口です。初心者が現在地を理解し、次に読む記事を選べる内容にします。その後は、前提知識が必要な記事を先に置き、実践記事へ進みます。

各行に「内部リンク候補」を記録し、どの記事からどの記事へ案内するかを決めます。ただし、まだ公開していない記事のURLは書けません。公開後に設定する候補として残します。

この方法なら、原稿を書く時点で次の記事への案内を用意できます。公開後に思いつきでリンクを探すより、サイト全体の流れを保ちやすくなります。

実際にAIへ渡す依頼文

次の形にすると、タイトルの羅列ではなく設計表を作りやすくなります。

「添付した資料を読み、AI初心者がChatGPTの基本からブログ運用まで進める30記事を設計してください。各記事に、タイトル、カテゴリー、記事タイプ、一次情報・体験、想定読者、記事目的、内部リンク候補を付けてください。既存記事と検索意図が重なる案は統合し、基礎から実践の順に並べてください。資料にない事実や体験は作らず、古い料金や機能は現在の情報として断定しないでください」

最初の結果で完成とは考えません。重複、順番、対象読者、体験の正確さを人が確認し、必要なら統合や分割を指示します。

最終確認の5項目

1. 入口記事から実践記事まで順番がつながっているか

2. 一つの記事に疑問を詰め込みすぎていないか

3. 既存記事と検索意図が重なっていないか

4. 自分が実際に経験した内容と一般論を分けているか

5. 管理表から次の制作対象を一意に選べるか

「今日は何を書こう」を、管理表の判断へ変える

30本の設計が完成すると、朝にテーマを考える必要がなくなります。

管理表を上から見て、WordPress未公開で、原稿または画像が未完成の最小番号を1件だけ選びます。対象が決まったら他の行を見ません。完成済み工程を作り直さず、未完了部分から再開します。

この小さなルールで、重複作成と迷いが減ります。AIの価値は、毎回すばらしいアイデアを出すことより、決めた順序と条件で作業を続けられることにあります。

まとめ:30本はタイトル一覧ではなく学習の設計図

AIでブログ記事を30本設計するときは、最初にサイトの目的、読者、到達点を決めます。次に資料と体験を役割別に渡し、記事を段階に分け、各記事へ目的と内部リンクを付けます。

最後に検索意図と読後の行動で重複を確認し、管理表へ保存します。

これで「今日は何を書こう」という作業は、「次にどの未完成記事を進めるか」という判断に変わります。AIにアイデア出しを任せるだけでなく、続けられる制作システムを作ることができます。

次の記事では、GoogleスプレッドシートをAIへの仕事指示書として使い、複数記事の進捗を管理する方法を紹介します。

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